ほしいもが出来るまで|ほしいもとジェーラーとのお店 ほしいも専門店大丸屋

創業以来貫いてきた大丸屋のこだわり「安心・安全な食品づくり全品無添加」

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大丸屋のほしいもは芋を作る土づくりからこだわっています。

私共は、農産物を栽培する上で「土づくり」が最も重要だと考え実践しています。

化学肥料も成長過程において必要ではありますが、施された肥料の成分は全てが吸収されるわけではなく、一般的な施肥量の多くが地中に残り雨水によって浸透し流亡しています。
これらは地下水汚染、やがては河川や海洋汚染につながり、水産物にまで大きく影響しています。
有機物主体の肥料及び適量化や、堆肥を施す事でこれらの防止になると考えています。

すべての作物の基本は「土壌」です。

化学肥料を使う事によって、バランスが崩れ時間とともに症状が出てきます。
人間の体に限界があるように土にもあります。健康診断のように土壌診断を定期的に行っています。
今、この畑に何がどのくらい不足しているかを見極め補ってやります。
そうする事で、作物は「おいしく育つ」と言った事だけでなく「病気や害虫にも強く」なってくれます。

「減農薬栽培」 「緑肥」 「堆肥」

「緑肥の利用」
収穫後の畑に専用の草を育て、春に土中にすき込み、それが有機質の肥料になります。土壌の団粒化、透水性の改善、保肥力の増大、土壌微生物の多様性の改善、土壌病害の抑制、有害線虫の抑制などなど畑にとってとても良い効果があります。

「減農薬の実施」
緑肥を施し病気や有害線虫が抑制された事により、農薬を一般的な規定量の約半分にまで減らしてます。

「堆肥」

  • 堆肥を施す事によって土壌に様々な効果が現れます。
  • 土壌の団粒化により、肥料のもちも良くなります。
  • 微生物の供給により病害虫の発生を抑制する事が出来ます。
  • 堆肥を施す事により肥料量の削減化に繋げています。

貯蔵

「温度」
サツマイモの貯蔵温度は約13℃と言われていますが、品種によってその温度は違います。
その為当社では、品種の特性に合わせて温度を調整管理しています。
じっくりと貯蔵されたサツマイモは糖化によって甘くなっています。
デンプン質を少しずつ、ショ糖・ブドウ糖・果糖の三糖に糖化させ、とどまる事なく甘くなっていきます。
そして、加熱調理すると酵素(βアミラーゼ)の働きによって麦芽糖を生成し、さらに甘くなります。
低い温度帯で管理することによって、より一層糖化が促進されます。
品種により温度帯は様々ですが、10℃以下になると低温障害が発生し軟腐病の原因となってしまいますので温度管理には細心の注意が必要です。

「湿度」
湿度が低いとサツマイモの先端部が柔らかくなり抵抗力が低下しらやがては病原菌の侵入を受けてしまいます。
湿度を85~90%で貯蔵することにより、生き生きとした状態を保っています。

「炭酸ガス濃度」
サツマイモは収穫後も呼吸していて、空気中の酸素を吸収し炭酸ガスを排出しています。
貯蔵庫内の炭酸ガス濃度を3%以下に保つことにより長期保存を可能にしています。

美味しいほしいもが出来るまで

さつまいもの苗作り

種いもとなるさつまいも(苗床)から苗をビニールハウスで育て、畑に植える大きさまでに育てます。

苗切り

畑に植える大きさになったら苗切りをして畑に植える作業へとなります。

苗植え

時期 5月中旬~6月
苗切した苗を大きく育つようにひとつひとつ丁寧に植えていきます。

順調に育っています

予定通りに成長し芋ほり少し前の状態です。
収穫時期まで害虫駆除などの作業をします。
お芋はまだ土の中、良いお芋が出来たかな?収穫が楽しみです。

つる刈り

つる刈りを行うことで、不定根の成長を防ぎ、イモの主根に栄養を集中させることができます。これにより、大きくておいしいサツマイモをたくさん収穫できるようになります。

いもほりは専用マシンを使います

サツマイモの収穫で使われる芋掘り専用の機械「ポテカルゴ」を使ってお芋ほりを行います。

収穫 いもほり

収穫時期:10月
いよいよ収穫。機械で掘り起します。
掘り起こした芋は手作業で分別していきます。

さつまいもを低温保管して熟成

甘みや独特の食感を引き出すため、収穫した芋を低温保管庫の中で一定期間熟成させます。
熟成期間はおいもの種類によって異なります。

さつまいもを蒸かす

よく洗ったさつまいもは専用の蒸かし機の中で、蒸かしていきます。美味しいほしいもを作るためには焦らず「ゆっくり」「じっくり」が重要なポイントです。

ほしいもの皮を剥き

じっくり蒸かしたお芋の皮剥きをします。
スライスまでの工程は衛生面にこだわった大丸屋のクリーンルーム内で行われます

蒸されたお芋たち

蒸されたお芋たち。この後、スライスして簾に並べます。

太陽の光を沢山浴びています。

美味しい美味しいほしいもになる日を楽しみに、太陽の光を沢山浴びています。

ほしいもを乾燥させる透明なガラス張りのほしいもファクトリー

ここでは、温度管理がされており、天候が悪い場合は冷蔵庫での保管や乾燥機で乾燥させることをしますが天候が良い時はこのように外気の塵やゴミの入らない安心・安全な屋内で乾燥させます。
こちらのガラスの温室の床は石になっており、埃にが立ちにくい様、衛生面にこだわった乾燥施設です。

次の年もおいしいお芋を作るために 収穫後の畑

すべての作物の基本は「土壌」です。

収穫後の畑に専用の草を育て、春に土中にすき込み、それが有機質の肥料になります。土壌の団粒化、透水性の改善、保肥力の増大、土壌微生物の多様性の改善、土壌病害の抑制、有害線虫の抑制などなど畑にとってとても良い効果があります。

土壌づくり「後緑肥」麦まき

お芋の収穫が終わったとは言え、まだ畑の仕事は終わっていません。畑を綺麗に耕し、その後緑肥となる麦をまいています。
草が育ち、春に土中にすき込み、それが有機質の肥料になります。次の年の為に、大事な作業です。

土壌づくり「後緑肥」すき込み作業

美味しいお芋は土づくりが最も重要です。
麦まきの後、今度はまいた麦を土中にすき込む作業をします。
来年も美味しいお芋が出来ますように…。

ほしいも専門店 創業明治参拾年 大丸屋

〒311-1225
茨城県ひたちなか市釈迦町18-38
TEL 029-263-7777
FAX 029-262-3657
営業時間
平日 10:00~17:00
日・祝日 9:00~17:00
「カフェコーナー16:30」

メディア掲載紹介

ほしいも作り体験

1月~3月の間 ほしいも作り体験を実施しています。(ご予約要)

ふかし芋を持ち帰ります。

ふかし芋の皮むきとスライスにするところまで体験していただきます。
スライスした干しいもは各ご自宅で干していただき完成となります。
用意するものは特にありません。
ほしいも乾燥施設内で行います。
寒いので防寒対策をしっかりとお願いいたします。
※衛生面の関係上、ネットキャップを着用していただきます。
事前にご予約が必要となります。

☏ 029-263-7777
開催日時は当ホームページでご案内いたします。
皆様のご参加お待ちしております。

原料のさつまいもは種類が豊富!

茨城といえば「ほしいも」全国の9割以上が茨城県で生産されています。

ひたちなか市那珂湊は、茨城で最も早くほしいもを生産しはじめた地域です。
その那珂湊で、ほしいもが伝来した当時から続く老舗ほしいも店がこの大丸屋!
店内には30種類近くのほしいもがパッケージングされ、販売されています。それだけ、原料となるさつまいもの種類は豊富なのです。

玉豊

名前の通り、玉のような形が特徴。ほしいもの歴史とともに歩んできたスタンダードな品種。
昔ながらの定番の味で、飽きが来ません。

いずみ

育ちにくく手間がかかる品種で、玉豊に比べて収穫量が3割程落ちます。粘り気が強く、コクがあってコアなファンも多くいます。

みつき

蜜のような甘さがあることから、この名前が付けられました。幅広い層に人気があります。

玉乙女

表面が滑らかで黄色味が強いお芋です。栗のような風味があります。

紅はるか

さまざまな土地・気候に適応して育ち、病気にも強い品種。近年、多くの地域で栽培が始まっています。甘さがあり、ほしいもだけでなく焼きいもにしても美味しいです。

ヘルシーレッド

ニンジン風味の品種です。見た目がオレンジです。
ベータカロテンが豊富です。ジュースなどにも利用されています。

紫いも

天然の色素「アントシアニン」を含んだ紫色のさつまいも。お菓子やスイーツの着色用としてよく用いられています。
ハーブの爽やかさがあります。

紅姫

安納(あんのう)として知られている品種。
甘く、焼くととろけるようなネットリとした食感になります。

アクセス

那珂湊おさかな市場近く、ひたちなか市(旧那珂湊市)にお越しの際にはぜひお立ち寄りください。

ほしいも専門店 創業明治参拾年 大丸屋

〒311-1225 茨城県ひたちなか市釈迦町18-38
TEL 029-263-7777 FAX 029-262-3657
営業時間 平日 10:00~17:00 日・祝日 9:00~17:00「カフェコーナー16:30」

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電話番号029-263-7777
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